イオンモール(8905)/株Q

株式投資で自給自足をすることを目標に、個別株の分析・紹介をしています。

株Q

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イオンモール(8905)

 イオングループの中核企業として大型ショッピングモールの開発・運営を行っている。日本国内のみならず、中国やアセアンに約200施設を展開。
(2024年6月記載)

目次

ビジネスモデルと今後の見通し

 ショッピングモールの運営において、自社で土地を購入し運営するのではなく、イオンリート等の地主から土地を借りて運営している。そのため地価下落や周辺環境の変化等、リスクには強いと言われている。収益は専門店賃料(固定的収益)と専門店の収益に応じたフィー(歩合収益)があり、専門店の売り上げがイオンモールの収益にも大きく影響する。また昨今の円安における光熱費の上昇や、金利の上昇も収益を圧迫する。今後は成長の見込まれるアセアンに投資をシフトしていく予定であり、2023年度の決算においてもアセアンにおける業績が堅調に推移していることから、今後の成長も期待できる。

健全性

 自己資本比率は2022年度から2024年度にかけて、28%台で安定的に推移。MSCB(転換社債型新株予約権付社債)などの既存株主に不利益となるような社債も発行していない。

業績・配当の推移

 売上高、営業利益ともに右肩上がりで推移。配当金は2022年から2024年にかけて50円を出しているが、配当性向が50%を超えているので、今後の増配はしばらく先になるのでないかと予想。

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株主優待

 3つのコース(1、イオンギフトカード 2、カタログギフト 3、カーボンオフセット)から好きなコースをひとつ選択。100株~499株3000円分。500株~999株5000円分。1000株以上10000円分。
保有継続期間3年以上はイオンギフトカードを追加で進呈(1000株~1999株2000円、2000株~2999株4000円、3000株~4999株6000円、5000株以上10000円)
200株以上保有でイオンラウンジ利用可能
権利確定日2月末日。

株価の目安


 2024年6月14日の終値は1983.5円であるが、業績が堅調に推移していることから、PERの1倍の2040円までは購入してもよいレベルだろう。株主優待も考慮した場合、100株購入で利回り4%以上となるのは、配当50円+イオンギフトカード3000円分で株価2000円以下。500株以上購入する場合の利回り4%以上は株価1500円以下であり、その水準まで下落することがあれば全力で買いに行きたい。
目標株価はテクニカル分析により2200円に設定

自給自足のための必要株数

 イオンモールは食料品から衣料品、生活用品まで幅広く扱っているため、利用する金額は人によりかなり幅があると思います。
その金額を全て配当金で賄うと考えた場合、食料品を含め高頻度で利用するヘビーユーザーの場合、毎月7万円として年84万円。50円配当で考えた場合16800株が必要です。しかし、イオンモールも仕入れ等の必要経費が掛かってきますので、原価を除いた部分を搾取されずに自給自足をすると考えた場合、営業利益率(2024年2月期の営業利益率は約10%)を考慮し、84万円の10%である84000円の配当が得られる1700株があればいいです。
もし月に5000円(年6万円)ほどしかイオンモールを利用しないのであれば、6万円の10%である6000円、株主優待も考慮すれば100株を保有(配当5000円+イオンギフトカード3000円)するだけで、誰にも搾取されることなく自給自足が達成されます。

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